本研究室は発話流暢性障害である吃音(きつおん:どもること)を主な研究対象としています。神経科学的実験(脳波、磁気共鳴画像法:MRI)から、その他の生理計測(心電図、筋電図)、行動的実験(発話・音声等の行動実験、各種質問紙)、まで、様々なアプローチを用いています。
吃音は社会的には以前より認識されるようになりました。しかしながら依然として、「気持ちの問題」などの誤解が根強くあります。科学的な研究を続けることで、メカニズムを明らかにし、科学的根拠に基づいた支援方法を模索したいと考えています。また、持続的マスク着用のコミュニケーション脳への影響の研究を開始しました。本研究室で吃音をテーマに研究を行う大学院生・学部生を随時募集しています。「お問い合わせ先」からお気軽にご連絡ください。